既存の広い庭は芝生を敷いてあるのみだったM邸。玄関側からのアプローチを含め、庭全体をコーディネート。使い勝手とメンテナンスフリーを考えて人工木材のウッドデッキを主体に構成しています。既存の生垣は通りからの目隠しとしてそのまま使用。更にデッキフェンスにはプライバシーパネルを使用して外からの目線が気にならないように。使用した素材やマテリアルは全てナチュラルカラーで統一。建物の外観や後でどんな物を置いても違和感ないニュートラルな背景を作りをしています。そのまま何もしなくても良し、お好みで素敵な小物をプラスしても良しのナチュラルベーシックな庭に仕上げています。
1.玄関側からのアプローチにはベージュ系の化粧砂利の合間にコンクリート製の枕木をステップとして敷き、芝生との境界にはレンガの見切りを付けて砂利が芝生側にこぼれないようにキッチリとゾーン分け。
2.カースペースの裏側にはウッドルーバーを立ててさりげなく目隠し。自然木と同じ風合いながらコンクリート製なのでメンテナンスフリーなのが魅力。足下に下草類を植えれば更に華やかな印象に。
3.リビングの掃き出し窓には人工木材のウッドデッキを設置。転落防止の為のフェンスは奥はシンプルな横ビームタイプを。通りに面した方にはプライバシーパネルをセレクト。既存の生垣と合わせて道路側からの気になる視線をカットしてプライバシーを確保します。立水栓脇にはステップを設置して庭側との出入りをし易くしています。
施工前の芝と生垣のみの様子。施工後は既存の生垣を借景に、ウッドデッキやアプローチなどのマテリアルのみを新たに設置。
施工後の庭の様子。使い易さも、機能性も格段にアップ。お手入れは鉢植えの樹木や芝、シーズンごとの草花の入替えのみで、後のお庭の手入れはほぼノンメンテナンスでストレスフリーに。
中央写真/目隠しに便利なウッドルーバーは木材風ですが、実はコンクリート製。腐食はもちろん色褪せの心配が無いローメンテナンス素材。
玄関からのアプローチはレンガで縁取り。砂利を始めマテリアルはベージュ~ブラウンの濃淡でコーディネート。ベーシックに 統一してあるので、アクセントの小物はどんな素材、カラーでもOK
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