家を建て替える前は和風の庭があったI邸。建て替え後も同様の庭を・・・とお考えでしたが、植木の手入れなどの煩わしさを考えてやめる事に。お施主様からのご要望は『ウッドデッキを付けたい』というもののみでしたので、和風すぎず、洋風すぎない自然な雰囲気の『ナチュラルガーデン』風にデザインしました。特に配慮したのが素材。人工木材のデッキやベージュの平板敷きテラスなどローメンテナンス素材を使用して、後々お手入れが楽なように機能性を強化しています。
1.室内から一歩足を踏み出せば、デッキとデザインパネル調のパーティションが。素材はメンテナンスを考えてTOEXの人工木材ウッドデッキ「樹の木Ⅲ」をセレクト。同素材のステップを降りて庭に足を踏み出せば明るいベージュ系平板のテラスへ・・・
2.テラス部分はナチュラルカラーの平板敷きに。以前から使用していたベンチも場所を変えて道路側へ。同じものなのに周りの雰囲気でグッと違って見えます。
3.玄関や裏口へ続くアプローチは平板と同系色の伊勢砂利と枕木で統一感を出しつつ変化をつけました。
4.植栽は既存のものを生かしつつ、ヒメシャラやシマトネリコで繊細な雰囲気を。アプローチ脇にはアベリアを植えて、絶えず緑がなくならないようにしました。以前の水場もウッドデッキ上に付け直しました。人工木なのでデッキ上でも腐食の心配がありません。
道路側からの施工前の庭。お洗濯以外ではほとんど活用される事は無く、土のみで雨が降ると足下がドロドロになってしまうのが難点でした。
掃き出し窓にフラットにデッキを設置、リードデッキのステップで庭側への出入りも楽に。自然で明るい雰囲気はお子様にも大好評!!床は平板テラスとアプローチのコンクリート製枕木、化粧砂利で綺麗に舗装。見た目も然ることながらローメンテナンスで普段使いし易くなっています。
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