ご新築後雑草の手入れに苦労されていたY邸。お手入れが楽で、使えるお庭にしたいとのご依頼でした。南欧風の明るい雰囲気が好きとの事でしたので、オレンジのテラコッタ調テラスをメインとした明るくてローメンテナンスな庭に。合わせて玄関からのアプローチもコンクリート敷きの自転車置場を併設。目隠しフェンスや花壇、立水栓、物置など様々なマテリアルを入れながらも、各所ともきちんとゾーン分けされた、使い勝手が良く整然としたランドスケープに仕上げています。
1.玄関からのアプローチにはコンクリート敷きの自転車置場を新設。出し入れし易いようにスロープ状に。そこから化粧砂利のお庭ゾーンへ。境界には砂利止めの縁石を
2.和室側の掃き出し窓にはアルミ製の縁台を設置。素材はメンテナンスを考えてアルミ製をセレクト。縁台下のスペースには化粧砂利を敷いて泥はね防止に、その先は芝を敷いて緑の絨毯に。芝と砂利の間にはレンガ風の間仕切りを設置。砂利の移動を防いできっちりとゾーン分けしています。また既存の立水栓に替わってレンガ立水栓を設置。
3.リビング側の掃き出し窓には1段階段を設置してテラコッタ風のタイルテラスに。カラーはスペイン風に明るいオレンジをセレクト。カフェテーブルなどを置いて気軽にティータイムなどを過ごせるようなメインガーデンの機能性を。またタイルはローメンテナンスでお手入れが楽なのが魅力
4.隣家との境界には目隠しのトレリスフェンスと化粧ブロックのミニ花壇を設置。テラスのスペース広く取るために、奥側の花壇はやや狭く、芝生側は広めにスペースを取ってコニファーなどを列植しています
タイヤが目立つ施工前のお庭の全景。和室には縁台、リビングにはオレンジのテラコッタ調テラスと、それぞれの用途に合わせた素材選びや機能性を考えたデザインで美しくなりました。不要な物は全て物置に収納してスッキリと。
花壇やテラスを設置したにも関らず、以前よりずっとお庭が広く感じられる施工後。リビング正面にはトレリスフェンスと適度な広さの化粧ブロック花壇。奥行は30cm程で季節の草花をちょっと植込むのに最適な広さです。
アプローチの施工前写真。土のままで雑草が生い茂り、とても使い難い様子でした。
アプローチの施工後写真。自転車を置くスペースとしてタイル張りのポーチの下にコンクリート敷きのスペースを設置。自転車を入れやすいように一部スロープ状にしてあります。更にそこから先は化粧砂利、芝生のガーデンゾーンとなっていて、スッキリ使い易く。
泥はね防止用の化粧砂利の中央に設置したレンガ立水栓サークル。機能性だけでなく、庭のアクセントとしても秀逸。
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