ご新築の外構工事のご依頼だったS邸。建物の外観に合わせて落ち着いた雰囲気にして欲しいとのご依頼でした。お車を使用する事が多いとの事でしたので、車庫を左右に1台分づつ、中央にアプローチを設置するオープンスタイルのデザインに。コンクリートばかりになりがちなオープン外構ですが、高級感のある石材のアプローチとボリュームのある門袖でメリハリを。ローメンテナンスで機能性を追求しつつ、高級感のある素材を使用して、落ち着いた、バランスの良い外構に仕上げています。
1.外構はオープンスタイルに。車庫はアプローチを挟んで左右に2台分を確保。床はコンクリートの土間打ちにして、アプローチで使用しているものと同じ石材を使用。向かって右側にのみカーポート「アーキフィットレギュラー」を設置。
2.玄関へと続くアプローチには高級感があって落ち着いた雰囲気の300角天然石材「サンドストーン」を使用。カラーはベーシックなベージュをセレクト。
3.アプローチの脇には外構のフォーカルポイントとなる門袖を設置。ホワイトウォールにグレーの天然石材「オークルストーン」を張り、同じ素材の笠木を設置。幅と高さの異なる2つのウォールを前後に置いて、広さや奥行を感じさせています。また足元の空いたスペース植栽を入れるスペースを。お好みの草花を入れて緑を添えられるようにしています。
4.車庫から奥は防草シートと砂利を敷いて、雑草対策。日頃のお手入れが楽にあなるように配慮。
5.建物裏側のブロックは一部撤去して階段と片側門扉を新設。使い勝手を考えて庭側から外へ出入り出来るようにしています。
建物造成中の外観。ベージュの外壁でどんなエクステリアとも相性の良い落ち着いた外観でした。
外構工事施工後。門袖をフォーカルポイントして、平面的になりがちなオープン外構にメリハリを付けたエクステリア。高さの違うウォールで立体感を出しています。車庫の土間コンクリート目地には全てアプローチと同じ石材を使用。ローメンテナンスにしたいので、植栽は決まったスペースのみとしています。
高さと幅が異なるウォールを少しずらして設置した門袖周り。空いたスペースには下草を入れて足元を飾れるように。
ベージュの300角石材「サンドストーン」を敷きつめたアプローチ。縁取りや目地にも同じ石材の100角のものを使用。
門袖のアクセントに使用した高級感のあるオークルストーン。笠木も同じ素材を使用して統一感を。ホワイトのウォールとのコントラストが素敵です。表札は木目とステンカラーを組み合わせた上品で落ち着いた雰囲気に。
建物裏側の既存のブロック壁。もともとブロックが全部繋がっていましたが一部撤去。
利便性を考えて裏側に階段を新設。防犯の為の片側門扉も設置して、使い易くなっています。
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